千葉県市川市を本拠地として皆様の安全を守る大同商事株式会社

石綿（イシワタまたはセキメン）ともいわれ、天然に存在する繊維状の鉱物です。
主成分は、珪酸マグネシウム塩で蛇紋石石綿と角閃石石綿に大別され、主たる産出国はカナダ、南アフリカ、ロシアなどがあります。

アスベストは軟らかく、耐熱・対磨耗性にすぐれているため、ボイラー暖房パイプの被覆、自動車のブレーキ、建築材など広く利用されていました。しかし、繊維が肺に突き刺さったりすると肺がんや中皮腫の原因になることが明らかになり、WHO（世界保健機関）ではアスベストを発ガン物質と断定し、日本でも、大気汚染防止法（1968）により、1989年に「特定粉じん」に指定され、使用制限または禁止されるようになりました。

1992年発効のバーゼル条約では有害廃棄物に指定され、各国間の越境移動が禁止され、また、国際労働機関（ILO）は1986年に石綿条約を採択し、職業上の石綿暴露による健康被害の防止と抑制などを定めました。

国内では、石綿による健康被害の救済に関する法律が、2006年2月に制定されました。なお、1970年代には年間30万トン前後が輸入されていましたが、1990年代には輸入量が減少し、2000年は10万トン以下に、2004年には8千トン程度となっています。

当社は、まだアスベストが世間一般では有毒な物質と認識されていない頃からこのアスベストに着目し提携研究所や企業とアスベスト問題に取り組んでまいりました。
他企業より長い年月をかけてアスベスト除去について考え研究している過程でアスベストの処理に莫大なコストがかかるということが判明し、公共機関であれば予算がつくであろう物が民間では難しいと考えました。そこで当社は、低コストでなおかつ安全にアスベストを処理することが、できないかと考え研究してまいりました。

長い年月をかけて提携企業と有毒なアスベスト対策がないか模索して中で、除去ではなく「封じ込める」。あわせて無害化する。そして低コストと言う画期的な方法を開発することができました。また、低コストだけではなく、有毒なアスベストの二次処理も必要なくなる上に作業時間も短時間でできるというメリットを開発することができました。

当社のアスベスト除去は、簡単に言いますと石綿飛散防止剤を使用した封じ込めになります。もちろん、封じ込めだけではなく除去もいたしております。当社は、お客様のニーズに合わせた処理方法をご提案しております。アスベスト除去に関しましては、一度お気軽にご連絡を頂きご相談ください。ご相談は、電話でもメールでもかまいません。

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